![]() 先月末お断りをした取材の件で「無記名でアンケートだけ答えて頂けないだろうか」というご連絡があった。朱書きをせずに原文のまま掲載して頂けるならということでお受けした。 「DTPディレクターとアートディレクターのどちらでの表記に致しましょうか?」とメールに書かれていて、「因みにDTPディレクターってあるんですか?」と返すと「あるらしいんです」と書いてある。以前デザイン学校講師A君も言っていたが「DTPディレクター」と教えている学校もあるし、企業セクションの役職名をフリーになっても名乗っている方がいるのかもしれない。しかしよう分らんね。 だいぶん前になるが、同業のお兄さんCさんとカメラマンのHさんと飲んだ際に、いつぞやに新入社員を応募したら、履歴書を持ってきた学生さんが 「希望職種:プレゼン。得意分野:DTP。苦手分野:絵」 と書いていたらしく、ずっこけたと言っていた。希望職種プレゼンは勘違いであったにしても確かに謎な履歴書である。 「プレゼンがしたいなら絵は描けるんやろ?っていったら、『説明が得意なんです』って言うんよ、ほんで持ってきた作品見たら確かにヒドかったから、絵が描けへんかったらプレゼンなんて無理やでっていうと、その子は苦手意識はあっても自分が絵が描けてないとは思ってないねんな、『そうなんですか?』ってキョトンとしてる。デッサンとかないの?っていうんやけど『絵はマックで描くので…』って。全く分ってないんよ、コンピュータが描いてくれると思ってるんよね」 と、Cさんも笑っていたが、同業種で飲みに行くとこの系統の話はいくらでも出てくる。 Cさんは「そんなんでは無理やで」と言ったのだが、その時の彼女には「やりたい」という真摯な雰囲気があったらしく、10日間程は言われた事だけはキッチリとやっていたらしい。だがサムを描けと言っても、材料を並べただけのレイアウトしか描けなかったらしく、Cさんのなかでは雑用以外は難しかったという。 「絵が描けないならボリュームバランスから練習しなよ」と何度か言ったらしいのだが、憮然として聞くばかりで、やっているそぶりも無く、その後「私には向いていないようなので、考え直します」とあっさりと辞めていったという。 確かにレイアウトがパッと描けない人がグラフィックデザイナーになるのはつらいなぁと私も思うので、彼女は結果論的に向いていなかったのだろうと思うのだが、 「なにがしたいねんって感じやねんな。テレビとか学校とかでええ事ばっか聞いて妄想を抱いたんやんな。せやけど理想と違うと努力もせずにすぐに辞めるっておかしいやんか」 私も同感である。理想主義なんて高等なものではなくて、彼女の場合は単純に根気が足りないということ。 その後Cさんのところには同じような感じで絵も描けずに入ってきた男の子がいたが、前述の彼女の経験から、彼にはかなりキツく当たってしまったという。 「描けへんでもラフが描けるように練習せ〜や、何者になりたいねん!」 というCさんの言葉に呼応するように毎日のように遅くまでサムを書き続け、今でもCさんのところで頑張っているという。わたしのお弟子君達もそうだが頑張る人は残るんだよね。 前者の彼女と後者の彼。全く同じ位置にいたと思われる彼らの違いは、チャンスの後努力したかどうか。これは大事と私は思うな。 人材を育てるのは現場の人間の責任だと思うのだが、教わる側にも同じように教わる責任もあると考えて欲しい。 (富山の、のんびりとした牛の写真でお楽しみ下さい) ●ブログが面白かったらクリックして貰えると喜びます♪ |
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お言葉紳士に受け止めます。
校正は大切やね。ま、やっちまって痛い目にあいまくったよ。
ウチの学校もね、ポスターの話なんかでもまずラフを描かせてるんよ。んで講師が見てダメ出ししまくって、きっつい事言われて直しに直してやっとmacで作業っていう形にしてるわ、一応。 で、macの作業でアドバイスがボクやろ、学生がホッとするみたいやわ。まあ、macの作業でキツく言ってもしゃあないしね、役得かな? でもね、実際ボクは会社入ってからいろんなこと外部のイラストレータさんや印刷屋さんとかデザイナーさんにご教授いただいたから今の学生うらやましくてしゃあないよ。 まあ、根気は人よりあるかな。打たれ弱いけど。 校正?サムチェック?
大丈夫、cotoちゃんはデザイナーじゃないから、彼らにきつく言う必要なんて全く無いよ。
学校もデザイン現場の意見を取り入れてるんだろうけど、会社によってやり方も違うしね。 間違って覚えてくんのは「学校のせい?君の認識力のせい?」ってデザイン会社の人みんな言うよね(笑) 学校の先生が思ってはる以上に現場は何処の人も愛情もって育てようとしてるしなぁ。 ほぼ日ネタには弱い!
おおっ!「言いまつがい」が文庫に!
「ほぼ日手帳」を昨年から愛用しているので、それは必見ですね! うちの宣伝部でも「類人猿」を「類人類」としたまま、何万枚ものチラシを刷ってしまいました。みんなでどうするよ、これ。。。と言いつつ、「刷っちまったんだから、こういう言葉を作ったことにしよう!」と怖ろしく前向きにみんなで笑い合ったことが最近ありましたよ(笑) ほぼ日といえば、「ぼーっとした青春」てゆうのも、すきなんですよ〜。 うちの学校はね
企業課題が年に2回あって、そのたびにデザイナーとイラストレーターの先生が2人1チームで授業を担当するんよ。で、そのチームが何組もあって毎回違うチームで授業してるから、色んな教え方があって学生の為になってると思うよ。ボクも横でコソっと聞いてんねんけどね。
みんなこもりんのようにはっきりモノをおっしゃるわ。 デキの良い子は講師が引き抜いていくこともあるそうな。 なるほどね
この時期に、真剣に上司や先生に怒ってもらった事の無い人は伸びん、どっかで仕事に停滞してるわ。
頑張ってる純粋な生徒さんは、一人でも多くデザイナーで残れるといいわね。 cotohogiくんへ
そういえば、私の卒業したデザイン学校で
卒業展示会が催されるの。 告知のハガキが来てたんだけど、グラフィック科の枝分かれで「テクニカルイラスト選考」ってのが出来てたよ。これって、cotoちゃん向きだよね、でももしかしたらPhotoshopの画像のいらい方って事なのかもなぁとは思ったんだけど。 微妙なとこやね
「テクニカルイラスト」って微妙な言い回しやね。
最近は「テクニックがいるイラスト」って解釈される場合もあるしね。 でもね、最近はイラストっていうよりも3Dレンダリングを基に使ってPhotoshopで仕上げるって手法で復興しつつあるよ。あと、マニュアル業界もちょっと上向きらしいし。 それいつ?こもりんは行くの? cotohogiくんへ
行かないけど、多分今週土日かな。
一応企業リクルートの一環でうちにも来てるからハガキが無いと行けないんだけど。 そうやんな、3Dのこういう科の事やんな。具体的な作業やし、こういう人らの方がこれから仕事増えるやろなと思うわ。 |
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